初UPした時のコメント:
素直じゃない女シリーズにてバレンタインをお届けにあがりました。
え?だめ?
2004/3/22 以前の作品 2002.02.03 UPしてたらしいです
珍しいですね。
貴女の方から私のマンションに来るなんて。
え? これ……ってチョコレート、ですか?
貴女も、お菓子会社の戦略にはまっていますね。
いえいえ。いただきますよ。
ありがとうございます。
まあ、どうぞ。
お入りください。
「結構です」
おや。 素直じゃありませんね。
玄関まで貴女が来てくれたのに、何もおもてなししないで帰らせるなんて僕には到底出来かねます。
「まだ配るところがありますんで」
聞き捨てなりませんね。
僕以外の人間にチョコレートをあげる人間がいるなんて。
「言っておきますが、それ」
愛情がつまった『本命』ですよね?
「ちっちが…っ」
あまり玄関先で声を出されるのは好きじゃないんです。
「ちょっ、ちょっとっ!」
ぐいっとひっぱると簡単に君は僕の腕の中。
「あ、明智さんっ!」
なんでしょう?
「離していただけます?」
嫌です。
貴女が持っているチョコレートの、行く先を教えていただけるまで、離さないことにしましょう。
「ううう…」
そろそろ観念してください。
。
「そ、それは……」
やっぱり聞きたくないから、その唇をふさぎましょうか。
その後は……朝まで貴女を閉じ込めましょう。
「こっこらあっ!」
初UPした時のコメント:
素直じゃない女シリーズにてバレンタインをお届けにあがりました。
え?だめ?
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